胃腸の不調について
「胃腸の不調」と言いましても、様々な症状があります。
ここでは多い症状をあげてみます。
①胃が冷えて痛む場合
冷たいものを飲みすぎたり、寝冷えによって胃が痛む場合があります。
腹を触りますと冷たく、舌を見ますと白い苔がついています。
②過食や飲酒過多で胃が痛む場合
食べすぎや飲みすぎ、甘いものの食べ過ぎで胃が痛む場合、養生法としては一食抜き、胃を休めることが大切です。舌を見ますと、黄色く苔があります。黄色い苔は、過食によって胃の中で発酵し熱を持っていることを示します。
③神経性の胃の痛みの場合
性格的には心配事や悩み事を発散できずに抱え込んでしまう内向性の方が多く、胃の粘膜が弱く、香辛料などでも胃が荒れやすいタイプの方が多いです。
舌を見ますと、潤いが無く舌の先が荒れ気味になっています。
当院での施術方法
- 問診でお話を伺いながら、舌診・腹診・脈診を行います。また、腓腹筋のコリや背中のコリに、痛みが反映されていますので、全身を拝見していきます。
- 鍼灸施術の際、お腹に棒灸や温灸器具を使う事があります。じんわり広範囲に温かくなりますので、女性疾患を伴う方などにも使用します。
- 胃の経絡(気の流れ)は、足先まで続いていますので、鍼灸後などにリフレクソロジーをお勧めしております。アロマオイルを使用しますので、ストレスが原因の方はリラックス効果があります。