ツボで症状別セルフケア

冷房病・冷え症によく効くツボは?

冷房病はなぜおこるの?

最近聞かれる、『冷房病』とは、一般的に女性に多く、これは昔から女性は冷え症が多いことと関連しているようです。女性は男性に比べて。平均的皮膚音や基礎代謝の低いこと、皮下脂肪が多いため熱伝導性が悪いことなどが挙げられます。
一般的に冷え症で冷房に弱い方は、胃腸が弱く痩せている人、低血圧、貧血体質、自律神経のバランスを崩している人が多く、症状は倦怠感や、冷感、頭痛、胃腸障害、生理異常など多様です。
ただ、冷え症以外の人でも、冷房病はクーラーに当たりすぎて体温調整機能が狂ってしまうと起きる病気です。体温調節機能は、末梢神経や自律神経の働きによるものですが、直接的には皮膚にあるわけです。
はり灸治療は、はりやお灸を使用して、皮膚刺激を行ない、皮膚を介して神経や内臓に働きかけて病気を治していくものです。皮膚を適度に刺激することが、体温調節機能をコントロールしますので、冷房病に対しても有効だといえます。

冷房病に効果的なツボは?

  • 陽池…三焦経といわれるツボで、リンパ環流とホルモンに関係が密接なツボ
  • 足三里…胃腸の働きを良くするツボ
  • 照海…腎経のツボで、照らすという字は、日を照らすなどの意味で、足腰下腹の冷えをとって温める働きがあります
  • 中脘…胃腸の働きに効果的なツボ
  • 身柱…肩甲骨と肩甲骨の間のツボ
  • 湧泉…足裏中央にあるツボ、温めることも効果的です。

 

ツボ以外のセルフケア

・足のゆびをつかんで刺激したり、足首回しも有効

・竹踏みで足裏の刺激も良い

LINEで送る
Pocket